cheat_IEの雑録

趣味関連のことを書きます。

【巨大】オムライスに挑む

 

本日の記事は食レポ

 

 

 

行ったのはこちら、駅チカかつ近くに緑道もあるような閑静な住宅街に佇むお店。

洋食レストラン自由亭様(〒224-0041 神奈川県横浜市都筑区仲町台1丁目33−19)

 

美味しい洋食が提供されることはもちろん、もう一つ隠れた特徴、評判を持つお店。

 

何を隠そうそれは料理の量。

 

大盛りをうたっているわけでもなく、一見すると普通の洋食屋だ。

その真偽を確かめるべく、今回店に訪れた。

 

メニューを一覧すると様々な洋食が書かれている。

その中でもネットでちらほら見かけるボリュームで有名な「ボルガライス」というものを大盛りで今回頼んだ。

 

ボルガライスとは

福井県武生市(現:越前市武生地区)で1980年以前に登場したメニューで、オムライスの上にカツをのせソースをかけた洋食である[3]。オムライスの中身がチャーハンだったりピラフだったり[4]、かけられるソースもドミグラスソース、トマトソース、中華風あんかけ、カツもトンカツではなくメンチカツだったり[5]と提供する店ごとに特色がある[4]。越前市産の食材を3種類以上使ったボルガライスはプレミアムボルガライスと呼ばれる[6]。ーwikipedia「ボルガライス」概要の一部をそのまま抜粋

 

オムライスの上にカツが乗っている、メニュー自体にインパクトを感じる。

そんなメニューを大盛りで噂される店で頼んだ場合どうなるのか・・・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

こうなる。

 

 

 

 

 

 

自分の感覚がおかしくなっているかと思い、手をかざしてみる。

 

 

間違いなく、デカい。

 

 

 

ふと周りのお客さんの注文や届いたメニューに目を配ってみると、そこそこに量がある。

そこお客さんも大盛りを頼んでいないはずなのに、ご飯の盛り方が普通の定食屋の中盛り・・・いや場合によっては大盛りくらいはある。

そんなお店で大盛りを頼んだら、これである。

 

 

 

自分が頼み、来たのであれば食べるのみ。

 

まず、一口。

ふわふわの卵と中のケチャップライスの組み合わせが抜群においしい。

特にケチャップライスは甘すぎず、トマトの酸味をほのかに感じさせる味わいでスプーンが進む。

なるほど、これは存外に余裕で食べきれてしまうかもしれない。

そう思い、食べ進めていく。

ある程度食べるとケチャップライスの中にたまねぎやコーン、グリンピースといった野菜やベーコンやチキンといった具材が顔を覗かせる。

半分くらい食べたころ、中の具材が見える。スプーンと大きさを比較すると量の多さがうかがえる。

ボルガライスの上にあるカツというパンチのある具材に劣らず、中身もしっかりと具沢山でつまっている。

非常に完成度の高い逸品だ。

カツも適度にサシが入ったお肉で、それがカリカリに挙げられているのだから言うことはない、上のデミグラスソースと合わせて掻き込んでいく。

 

 

 

 

 

ふう・・・・・。

 

 

 

 

 

実際に記事に挙げる時どのように書こうかなど、今自分が食べている味を言語化しながら食べ進めていくが、ある時スピードがガクンと落ちる。

2/3あたり食べたころだろうか。

「結構食べたな・・・。」この一言が脳裏によぎる。

これ何合入っているのだろうか、お店の人に聞きたくもなったがもはや人と会話する余裕さえもなくなりつつあった。

自分でも分かっている、余裕をもって美味しく食べられる分水嶺はすぐ迫っているということを。

この料理は間違いなく美味しい、そこそこの大食いの人でもきちんと満足できるような量を比較的安価な値段で提供しているという所もこのお店の魅力に他ならない。(記憶が怪しいがボルガライスは通常が1070円で、大盛りにすると追加で150円とかだったと思う。)

 

 

 

これは、自分の弱さ・・・・・!

 

 

 

本来であれば、食事は美味しくいただくことが道理だ。

これは料理をする側、食事をする側の両方が歩み寄ってなせること。

今回は店側はこれ以上ないほどに美味しい料理を提供してくれた。

であるのならば、残りはこちら(食事する側)の領分のみということになる。

 

頼んだからには残すのは言語道断、二流以下にはなってしまうが美味しく楽しむことをいったんおいてパッションで完食する方に脳を切り替える。

スプーンが時折重く感じられることもあるが、食べる、食べる、食べる・・・・・。

 

 

 

 

 

 

なんとか完食し、一息つく図

 

完食した・・・・・。

 

あの量のオムライスを食べきるのはなかなかの勝負で、時折オムライスの佇まいが山に見えそうになるほどだった。

何はともあれ完食、ごちそうさまでした。

重苦しい体を何とか持ち上げ、レジで会計をし帰途についた。

 

今回の誤算があるとすれば一つ、自分の食べられる量のキャパに他ならない。

その日は自動車の免許証の更新をするために自転車でそこそこの距離を走ったので量を食べられるであろうと思ったこと。

そして、高校時代に部活で食べ放題を食べた時以来、暫く量を食べるということを行っていなかったことを思い出した。

齢にして22歳。

そろそろ、お腹いっぱいに食べる=美味しいという構図で食事は成り立たなくなっていることを痛感する頃かもしれないと感じた。

お酒にしても食事にしても余裕をもって嗜む程度でちょうどいい。

 

重ね重ねにはなるが、お店の料理は間違いなく美味しかった。

食べる量に自信がない人は普通盛りで、自信のある人は大盛りにチャレンジしてみるのもいいだろう。

 

それでは今回の記事はこれくらいで。